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「つあああああ!!」

マリーネがリオナに剣を振るう

そのタイミングに合わせて風結びが魔法を放つ

マリーネの斬撃をスウェーで避け、魔法を横に動き回避するリオナ

「これでどうだあ!」

避けざまを狙いアカハナとヘルサスが仕掛ける

またしてもアカハナの攻撃をダガーで受け止め

ヘルサスの魔法を上空に飛んで回避する

そして上空からリオナが爆弾をばらまいた

爆弾が地上に接し、次々と爆発する

「うわあ!?」

「ちっ!!」

各々が爆弾を回避する

「くっ・・・攻撃が当たらない・・・!」

リオナが地上に着地する

「クックッ・・・」

リオナが笑う

「そんな隙だらけのモーションの攻撃をいくら繰り出したところで俺に当てることなどできるかぁ!!」

言い終えるとほぼ同時にリオナがすばやく前進する

「くるぞ!!マリーネさん、アカハナ君!風ちゃんとヘルさんから離れないで!!」

ふぎんが指示を飛ばす

「メタス君!ビジュアの準備を!」

「わかりました!」

メタスが詠唱を始める

「ふん、小手先の陣形など無意味!」

リオナが足元に爆弾を投げつける

爆弾が爆発して地面から砂埃が舞い上がる

「くっ・・・!?見えない!?」

マリーネがリオナの姿を詮索するが砂埃にまぎれて発見できない

「どこにいった!?」

(まずは厄介な魔術師から・・・)

リオナが素早く風結びの後ろに回りこむ

「まず、ひと・・・ぐはっ!?」

リオナは風結びに何の障害もなくダガーを突き立てる予定であった

しかし何者かがリオナを的確に捉えて蹴りを放ったのだった

「ふん・・・うちの風ちゃんにさわらせるもんかい」

蹴りを放ったのはふぎんであった

「ほう・・・少しは頭がキレるようだな・・・」

リオナがふぎんを見据えて言う

「ふん、ちょっと考えれば魔法を防ぐ手がないってことくらいわかるさ」

さらに続けて言うふぎん

「こんな簡単なことで頭がキレるって言うなんて、君は相当お山の大将だったんだねぇ」

「ふん、そんな安い挑発でどうにかなるとでも思っているのか?」

リオナが返す

(くそ・・・!!うちだけを狙ってくれればなんとかなるものを・・・!)

「初撃で俺を仕留められなかったのが運の尽きだ・・・!」

またもや爆弾を地面に投げつけようとするリオナ

しかし地面に接する前に爆弾が凍ってしまう

「なに!?」

「同じ戦法はさせませんよ」

風結びが魔力で爆弾を凍らせてしまったのであった

「ほう・・・少々見くびっていたようだ。だが、それでも俺が負けることはないがなぁ!!」





















「や、やったか!?」

プレッシングがテリエの方を見る

「両手足は使い物にならんはずだ・・・」

ブルーがうつむきがちに言う

無理もない

いままで一緒に武勲を競い合ってきた仲間を自らの手で傷つけたのだ

「やらなきゃやられることはわかっていたが・・・なんとも嫌な気分だな・・・」

ブルーが感傷に浸っていたそのとき

何かが弾き飛ばされる音が響いた

ブルーとプレッシングがその方向を向く

そこには立ち上がったテリエの姿があった

「ば、ばかな!!?」

二人とも驚愕の表情を浮かべる

それもそのはず

テリエの四肢からは血が滴り落ちているのだ

普通ならば激痛でたつことすらままならないはず

それを何事もなかったかのように立ち上がっているのだ

「や、やつは不死身か!?」

「くっくっ・・・おやじ・・・やっぱあんたのブラストは大したもんだよ・・・」

テリエがゆっくり前進しながら言う

「テリエ・・・お前・・・」

ブルーが何かに気がついたように言う

「お前・・・不死者に・・・」

「不死者・・・だと!?」

プレッシングが言う

「はっはっは!!そうさ、俺は更なる高みを求めてブラムス様に不死者にしてもらったのさ!!」

「何をバカなことを・・・!」

ブルーの手に力が入る

「お前は不死者になることで手にいれた力が本当の強さだと思っているのか!!」

ブルーがひときわ大きな声をあげる

「はっ、その通りだが?おやじのブラストも、そこの騎士の技も、俺には通用しない!!」

「テリエ・・・お前ってやつは・・・!」

剣をブンッと一振りするテリエ

「そろそろ遊びは終わりだ・・・!!すぐに楽にしてやるぜええええ!!」

テリエが二人に襲い掛かる

「プレッシング君!俺の後ろについて、決めてくれ!」

「なにぃ!?」

「いいからはやく!!」

「わ、わかった!」

プレッシングがブルーの後ろに移動する

「うおおお!!」

ブルーが渾身のブラストアッシュを放つ

「一度受けた技はそうそう食らうもんじゃねぇ!!」

テリエが剣を槍の側面めがけて振るう

ブルーの槍がテリエによってはじかれる

長いリーチを持つ槍も懐に入られればなすすべがない

「し、しまった!?」

「食らえ!!つばめ返し!!」

テリエが右なぎ払いを放つ

「させるかぁ!!」

後ろから近づいていたプレッシングがテリエの剣をめがけて槍を突き出す

テリエの斬撃を止めることに成功するプレッシング

「あめえんだよ!!」

剣を止められたテリエはそのまま前進宙返りをしてブルーを飛び越える

宙返りの分、テリエの力に遠心力が加わる

「食らえ!我流回転斬!!」

すさまじい勢いで剣が振り下ろされる

「くっ!!!」

必死に盾を掲げるプレッシング

ギィィィンッ!!と音がする

なんとか盾で受け止めることに成功したプレッシング

しかし

「お、王家の盾が・・・!?」

受け止めた盾に亀裂が走ったのだ

「おらぁああ!!」

空中のまま、回し蹴りを放ち二人を吹き飛ばすテリエ

「ぐぅっ・・・!」

「はっ!頼みの盾も壊れちまったようだなぁ!」

テリエがゆっくりと歩いていく

「そろそろ覚悟を決めな!」

(くそ・・・!どうする・・・・どうする・・・!?)

ブルーが必死に考えをめぐらす
















「どうした。貴様らそれで終わりか?」

リオナが言う

「くそっ・・・!!なぜうちを狙わない!?」

すでにふぎん以外の仲間は動けなくされていたのだった

毒を塗ったダガーによって

「ふん・・・貴様がどうやらこいつらの希望なんでな」

「その希望を失えばおのずと戦意も喪失するだろう」

「その後にでも一人一人殺ってやるよ・・・!くっくっく!!」

「このやろう・・・!!」

ふぎんが型の構えをとる

「付け焼刃の型で俺を倒せると思うのか!!」

リオナがふぎんに飛び掛る

その時

「そこまでだ!!」

その場にいた全員が声の方向を向く

そこにはさくらが立っていた

「さ、さくら!?」

ブルーが声を上げる

「どういうことださくら」

リオナが言う

「ん?・・・待てよ」

リオナが何かに気がつく

「・・・くっくっく・・・そういうことか。お前がここにいるということは・・・!」

リオナが笑い声をあげる

「そう、その通りだ」

さくらが言う

「お前たち」

「王都ルアスは我々の元に下った。すみやかに武器を捨て、降伏せよ」